ガラケー終了と携帯の機種変更について

ガラケーの一部が終了

ガラケーと呼ばれる第3世代移動通信方式（3G）の携帯電話は各社が取り扱いを順次終了し、まもなく使えなくなります。
KDDIは、ガラケーとして使われている3G回線サービスについて、2022年3月末に終了すると発表しました。
今後、機種変更しなかった場合には、4月1日に自動解約になるようです。

携帯電話各社の3G終了時期は以下の通り

auが一番早く終了し2022年の3月末に3Gと呼ばれるサービスが終了します。
次いで、ソフトバンクが2024年、ドコモは2026年です。

携帯電話を取り扱う各社でもそれぞれ告知をしていますので、急に使えなくなると困りますので事前に確認しておきましょう。

3G、4G、5Gの違いとは

3Gと4G、そして5Gの「G」は世代（Generation）を表しています。

最近は4Gが主流で3Gを利用している人は少なくなっていますが、折りたたみ式の携帯が使いやすいとか、携帯は電話とメールくらいしか使わない…という人にとってガラケーは使いやすく、3G携帯でも根強い人気があるようです。

3Gが第3世代、4Gが第4世代となり、今後は5Gが主流になっていくでしょう。

回線サービス各世代ごとの回線速度と開始時期

現在の5G回線の普及率は

ただ5G回線は2021/12現在、思ったより普及していないようです。
端末のバッテリー負荷が大きかったり、対応エリアが都市部のみであったり、利用料金もまだは高めです。
今後5Gサービスが世間一般に普及するまでには、もう少し時間がかかるかも知れません。

WACARU NET社で2021年7月時点の調査では5G端末を持っている人の割合は17.1％
5Gを体験したことのある人の割合は11.2％だという事です。

3Gのガラケー利用者はどうすれば良いの？

もしかしたら契約見直しで、料金が安くなることもあるかも知れません。
ドコモやau、ソフトバンクも4Gのガラケーは販売してます。
折り畳み式の携帯が使いやすいとか、メールと電話だけ使えれば差し支えない。という場合なら機種変更して4G携帯の「ガラホ」を使うと良いでしょう。
ガラホとは、見た目はガラケーと同じで回線は4Gを使用している携帯の事です。
4Gになったガラケーもまだ一部の人達に需要がありますので、当分の間はまだ使える事になりそうです。

思い切ってスマホにしたい！という方も早めに確認して各携帯会社に相談すると良いでしょう。各社でスマホ教室を開催していたり、店舗にいるアドバイザーが丁寧に説明してくれます。

今後も使える携帯電話各社のガラケー機種(4G)

au　「かんたんケータイ」　2021/3/5発売

主な特長：
①スライド式電源スイッチ
「入」「切」の切り替えがしやすいスライド式のスイッチ。
②ワンタッチキー＆でかピクト
よく使う連絡先や機能を登録できる3つの専用キーを搭載。待受画面では、電池の残量や電波の状態などを大きなアイコンで表示。
③聞こえ調整＆でか着信音／でかバイブ
通話相手の声が聞き取りにくい時、聞きやすい音質に調整できます。
聞き取りやすい着信音と、従来機種より約1.4倍※アップした大きな振動で、着信に気づきやすくなりました。

ソフトバンク　「かんたん携帯10」　2019/6/14発売

主な特長：
①簡単操作
自宅やよく連絡する相手先を「楽ともリンク」に登録しておくと、割り当てられたボタンを押すだけで電話をかけたり、
メールを送信することができます。
②光るお知らせボタン
電話の着信があると【通話】ボタンが点滅します。不在着信があるときは【電話】ボタン、新着メールがあるときは【メール】ボタンが点滅します
③スロートーク機能
スロートークにすれば、通話中に相手の声がゆっくり聞こえるようにできます。また、スムーズトークによって、周囲が騒がしくても受話口から自分の声が聞こえやすく、自然な会話ができます。

NTTドコモ　「らくらくホン」　2019/11/22発売

主な特長：
①ワンタッチダイヤル
登録相手にボタン一つで電話をかけられる、3つの「ワンタッチダイヤル」に対応しています。
②「はっきりボイス」＆「でかボリューム」
通話がクリアに聞こえるはっきりボイス、最大音量が約2段階アップした「でかボリューム」で、今までのガラケーより聞きやすくなりました。
③「迷惑電話対策」
電話帳登録外の相手に対して、専用ガイダンスと録音機能で応対できる「迷惑電話対策機能」と、怪しいキーワードが入ったメール・メッセージに注記喚起する「らくらく迷惑メール判定」